松崎昭彦は、可視、不可視の世界を、彫刻というフィールドで如何に表現するか、模索しています。松崎は、学生時代より彫刻を学んでおり、三次元の世界の中での思考を具現化させようとしております。
錫を素材に使い、それを縦横にまげたり切ったりしながら、シンプルに形を作っていきます。
山田と松崎は二人で足並みを揃えて今日までやってきており、お互い切磋琢磨して制作しています。今回は双ギャラリー、SOH GARALLRY K3 の両方を使って、その成果を見せてくれると思っております。
尚、この展覧会に寄せた松崎の文章を以下に記します。
彫刻に思いを廻らす時、身体的仕草が全面に出てしまうと、行為性の方に、重心が片寄ってしまうように考えられます。ほどほどの処で留める事でそれ自体の全一性を確保したいと考えています。
細分化される量子論的空間の単位、そこにおける時間の可能性、光速の再考…、それらの中にあって、人は、目に見える、可視化された世界の中で、いかにリアリティを、獲得していくのか!
松崎昭彦 |